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いわき海洋調べ隊「うみラボ」活動のきろく

いわき市に誕生した、有志による団体「うみラボ」。けんきゅう員が日々の活動やイベントのお知らせを綴っていきます。

小名浜のアイナメ釣り

はい皆さんこんにちは。
うみラボけんきゅう員八木です。

昨年は1F調査を行わない冬の間「いわきの魚を測ってみよう」という事で、地元釣具店に協力してもらい「釣具店に持ち込まれた堤防から釣れる魚」で「持ち込んだ方が放射能が気になる」というものをピックアップして「アクアマリンふくしま」で測定してもらおうという企画を行いました。

釣具店でも「いざ魚釣ったけどちょっと放射能気になる」という方に実数値を示せ、その補足、説明もできる」という事で結構評判で今は放射能気になるから測って。という方は全くいないそうです(笑

そうそう、測る事が目的なのではなく
測る事によって今まで通り普通に釣った魚をもち帰る。測る必要すら無くなるという事が一番ですよね。

という事で今冬は僕はお役御免。家でまったりコタツでゲームとガンプラに明け暮れる超インドアオタク野郎として過ごすつもりでした。
だって寒いもん。

ところが!!!
そんな僕の余生を嘲り笑うかがごとく魔の獣医からメールが届きました。
しかも出かけられないときに!!!!ムキー!!

とみはら先生
シャコが釣れてるというので昨日アクアマリン先端で竿8本ぶっ込んでみました。
5時から19時までやってたのですが、本命のシャコは1匹だけ。
そのかわりにアイナメが結構上がりました。
写真には写ってないですがアナゴとドンコも。
足元狙いではアイナメのでかいのに逃げられているので、今日も昼からアクアマリンの先端でやるつもりです。お暇なら覗きに来てください。

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ちょwおまwなにこれっwwww

いやまてこれは孔明の罠。この写真で私をおびき出しそれでも釣れない私をやーいやーいって馬鹿にする作戦だ。
こんな挑発には断じて乗らん!!
(いや、単に行けないだけで、しかも雪降りそうなので自分にそう言い聞かせる)
数時間後
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富原せんせい
今釣り終了しました
雪で寒かったです(笑)


なんだこれは!!!なんなんだ!

そして翌日の日曜日。僕はお留守番で行けず。
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富原せんせい
アイナメ30~37が4本 20~25cm4本
アナゴ8本その他諸々です

・・・orz

ここまで煽られたらねぇ。そりゃ行きますよ。
という事で仕事帰りにアクアマリン直行です。
うみラボおかっぱり部結成!!!(ぼっち感)

はい。この日は仕事帰りという事もありスマホの電池が切れてしまい写真がありません。
ほんと使えねぇ(泣)
この日は渋くて、最初ルアーで探ってみるも激シブ。富原せんせいも餌で激シブ。
寒くて心が折れて、餌に切り替え富原せんせいにレクチャーされ、ようやく大きめのアイナメかけるも痛恨のバラシ…orz
しかし、その後富原せんせいは40cmオーバーのアイナメを2本釣り上げました。
さすが!とおだてて一本貰っちゃいましたテヘ。

そう、釣れないマンにプライドなど無いのです。

更に翌日。
今回は充電もバッチリ!!!
夜の小名浜(意味深)に突撃です!
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アクアマリン先端でイソメを餌に竿を何本も出して釣る作戦です。
今回は私も餌釣り。あまりに釣り日記になってしまうので細かい事は省略。
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ドンコやアナゴが釣れます。
そしてまたしても大きめのアイナメをバラシ。
一言で釣りと言っても餌釣りとルアー釣りは全然違う。その難しさを痛感しました。
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その後アクアマリンスタッフの吉田さんが見事アイナメゲット!

小名浜で今アイナメ釣れております!!
またこのアイナメは次回2月21日アクアマリンふくしまにて開催の『調べラボ』にて公開測定する予定です。
こちらの方も是非お楽しみに!


さて

ところで今、なんでアイナメなのでしょうか。
アイナメの『旬』は初夏〜夏にかけてと言います。
これは食べて美味しい旬ですね。夏のアイナメは脂が乗ってほんとに美味しい。

では何故この時期にアイナメが良く釣れるのでしょうか?
それはズバリ「産卵」なんですね。
アイナメの産卵は場所場所でだいぶズレますが一般的に晩秋〜冬にかけてと言います。

小名浜辺りでは10~11月産卵前にも「荒食い」をするのでだいぶ釣れますが、12〜1月は産卵時期なのでいったん食いが渋ります。
そして産卵が終わってちょっとしたこの時期徐々にまた食いが戻ってくるんですね。
そして面白い事に今回釣れた個体はほとんどがメスだったようです。

これにも理由があります。
アイナメという魚は漢字で書くと「鮎並」「鮎魚女」と書くそうです。
由来は「鮎並みに縄張りを持つこと」「鮎に形が似てる事」だそうです。
アイナメは縄張り意識の強い魚で、特に産卵期は「メスが産んだ卵」を「オスが必死で守る」という行動をとるそうです。

今回釣れたアイナメはほとんどがメス。きっと産卵を終えて疲れた体を回復させる為に餌を追い求めていたのでしょう。
そしてオスはまだ卵を守ってじっとしてるのかな。だからメスばかりこの時期釣れたんでしょうね。

と釣りを通じて魚の生態を知るというのも釣りの面白さの一つですね。魚の生態は知れば知るほど面白い。


そしてもう一つの釣りの楽しみ!!!!!
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アイナメの刺身キター(・∀・)-!!

富原せんせいに頂いた40cmオーバーのアイナメを刺身にしました!!!!!
いくら旬が夏とはいえ、やはりこのサイズのアイナメは美味い!!!!!
先ほどの「鮎並」鮎並みに甘くて美味いという説もあるそうです。
特にアイナメは北に行くほど大きく成長する魚で、一般的に西日本では30cmくらいまで。関東で40cm。東北では50cm以上になると言われます。
また鮮度が落ちやすい魚でそこまで流通量も多くないそうです
と、いうことは大きくて美味いアイナメを食べる為にはやはり東北に行かなければならないってことですね!

しかしまだアイナメ福島県では試験操業対象外。
また一般の食卓にアイナメの煮付けが戻ってくるのを願って!!

それまでは釣り人特権を満喫するといたしますクククク